母乳について

赤ちゃんが乳首を嫌がって吸ってくれない2つの理由。

「赤ちゃんが乳首を嫌がって、吸ってくれない」と困っているお母さんは結構多いようですが、何故だかご存知ですか?

おっぱいをあげたいのに嫌がられて吸ってもらえないという事は、お母さんにとって、とても辛い事なのですよね。?!

 

皆さん、こんばんは。母乳育児アドバイザーの久保祥実(まさみ)です。

今日も私のブログをご覧になって下さり、ありがとうございます。

私も初めての育児の時は、こんなことがよくあり、最初はこれだけでパニックになっていました。

いったい何が起きているのか理解できず、吸わせようとチャレンジすればするほど、赤ちゃんが反り繰り返って、嫌がる・・・。本当にショックでへとへとになっていたことを覚えています。

開業したての頃は、同じような赤ちゃんの多さにびっくりしていましたが、理由が分かっているから解決も早いです。

赤ちゃんが乳頭を嫌がって吸わない理由は2つあります。
1つは乳頭の形や大きさが赤ちゃんの吸いやすい状態に整っていないのでくわえにくい場合です。
そしてもう1つは、おっぱいが不味い場合です。
赤ちゃんの味覚は大人並みに発達しているので、不味いおっぱいは飲めないのです。

 

大人でも美味しいと思えないものを無理やり食べさせられたら嫌になりますよね?!赤ちゃんもそれと同じなのです。だから、暴れたり反り繰り返って抵抗するのです。

では、どうして不味くなるのか?と言いますと、
おっぱいの味はお母さんの食べたものが大きく影響します。赤ちゃんの好みもあるのですが、特に、動物性の食品や白砂糖を取り過ぎると嫌がる事が多いです。

又ミルクを足したりして時間の間隔が開き過ぎたおっぱい(古いおっぱい)も不味くなるようです。

本当に赤ちゃんは賢いのですよ。

不味いおっぱいを無理やり飲まされていると、いつも機嫌の悪い状態で、余計お母さんは困ってしまうのです。

そして何より困るのは、赤ちゃんの吸う刺激が無くなるとおっぱいの機能が下がっておっぱいが出なくなってしまう事なのです。

 

赤ちゃんが乳首を嫌がって吸ってくれないと悩んでいる貴女、一度振り返ってみてくださいね。

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。