母乳について

どうして母乳が出ないの?出にくいおっぱいとは?

今、ご覧になっている貴女も、おっぱいが出ないで悩んでるのではないでしょうか?

私も、22年前はおっぱいのことでとても悩みました。

こんなにも母乳育児が大変だったとは思っていなかったのです。

 

母乳育児アドバイザーの久保祥実(まさみ)です。

今日も私のブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

私は、現実とのギャップに不安と焦りを感じ、鬱っぽくなってしまいました。

当院に来られるお母さん方、皆さん同じことを言われますね。

おっぱいが出にくい人のほとんどが、乳管が詰まり、乳腺組織の循環が悪なっています。

この状態が続くと、更におっぱいの出が悪くなり、赤ちゃんが嫌がり吸わなくなります。

一旦こうなってしまうと、改善させるには自力だけでは難しく、
ほとんどのお母さんが困り果ててミルクを足してしまっています。

おっぱいの状態って、皆さんそれぞれお顔が違うように
乳管の太さや乳腺組織も人それぞれ違うのですよ。

乳管の太い人は割と詰まりにくいですし、乳腺の循環も良く柔らかい状態です。

反対に乳管の細い人は詰まりやすいですし、乳腺の循環も悪く硬い状態になりやすいです。

後、乳頭が赤ちゃんの吸いやすい状態でない(陥没や扁平や短小)場合は、くわえにくいですし、
又、くわえられないと、吸いだすことが出来ないので、
おっぱいが溜まってしまい、乳腺組織の循環が悪くなり、硬い状態で、そして乳管が詰まってきてしまうのです。

乳頭の問題は、お母さんにとって分かりやすいのですが、乳管や乳腺組織などのおっぱい全体の問題はなかなか分かりにくいものです。ですから、素人判断で諦めてしまわずに、是非お近くの母乳育児の専門家である開業助産師のサポートをお勧めします。

乳管が細いお母さんは、比較的トラブルを起こしやすくなるのですが、助産師のサポートを受けながらだと、トラブルを軽減させて、スムーズに母乳育児の軌道に乗せることができるのです。

乳管が細くて詰まりやすいと分かった時、皆さん一時期は落ち込まれますが、これも個性だと受け入れた時から、結構スムーズに出るようになったりもします。ですから、落胆したら次はできるだけ早く受け入れて頂きたいのです。それが何よりの近道だと気づいたからです。

出にくいおっぱいとは?それは、乳管が細い人。乳管が細い人は詰まりやすいので母乳が出にくくなることが多いようです。

今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。