赤ちゃんにおっぱいをじゅうぶん飲ませてあげたい。
出ているはずなのに、おっぱいを外して泣いている。嫌がっているの?何故?やっぱり出てないのかしら?母乳で育てたいのに、どうしたら良いの?
今日は、こんな不安を抱えて、母乳育児をされている母さんにメッセージを書かせて頂こうと思います。
母乳育児アドバイザーの久保祥実(まさみ)です。
今日も私のブログをご覧になって下さり、ありがとうございます。
皆さんの中で、母乳を飲ませたくても赤ちゃんが吸ってくれなくて困っているお母さんはいませんか?
お腹すいているはずなのに、吸わせようとしたら嫌がって号泣する赤ちゃん。ミルクならゴクゴク飲むのに、どうしてこうなるのか?理由が分からない。
赤ちゃんに吸ってもらえないお母さんは、「自分を否定されているみたいで傷ついてしまう。」と言われます。
こうなったら、お母さんも自信を無くしてしまって、母乳育児を楽しむどころか辛い事になってしまいます。
さて、ではどうして赤ちゃんは嫌がって吸ってくれないのでしょうか?
私は、赤ちゃんがおっぱいを嫌がる理由を知っていたお母さんに今まで、出合ったことがありません。
分からないからこそ、ほとんどの方がパニックになるのです。
それで、私から赤ちゃんがおっぱいを嫌がる理由とその対処法を伝えると、最初は驚かれますが、おっぱいケアケを受けて頂くと、赤ちゃんが嫌がらずにゴクゴクと飲んでくれるようになるので、納得して落ち着かれます。
赤ちゃんがおっぱいを嫌がる理由は、実は、不味い!! からなのです。
おっぱいが不味くなる原因は、しこったままの古いおっぱいや、お母さんの食べる物が動物性の食品、砂糖、油、インスタント食品・化学調味料が多かったり、この他に影響があるのは、ストレスと睡眠不足などが考えられます。
しこった古いおっぱいは、産後に産院でミルクを当たり前に足す(母乳推進でない産院)場合は殆どのお母さんはしこってしまっています。
運よく、その後、食事に気を付けたり、乳管がもともと太かったり、ストレスが少ないお母さんは母乳育児が軌道に乗る場合もありますが、今の日本は上手くいく人の方が少ないのが現実です。
最初にミルクを与えてしまっている場合は、乳管の開通を兼ねて古いおっぱいを搾り出す作業をまず行って頂きたいです。
自力で無理な場合は、お近くのおっぱいケアを受けられる、母乳外来や開業助産師(助産院)に訪れて下さいね。
産まれて日の浅い赤ちゃんは嫌がる程度ですが、月数が経ってくると、号泣して暴れたり、かきむしったり、叩いたり、驚くほど抵抗するのですよ。
こうなったらお母さんはお手上げですよね?!
ですから、こうなる前に、できるだけ必要以上にミルクを足さず、お母さんの食事を気を付け、ストレスのない生活を送って頂きたいのです。
ストレスのない生活?そんなの無理でしょう?とストレスを無抵抗のまま引き受けてしまっているお母さんにその対処法についてまた次の記事で書かせて頂きますね。
皆さんが、満足のいく母乳育児を実現できることをお祈りしております。
今日も最後までお読み下ってありがとうございました。