母乳について

おっぱいが出ない体質ってあるの?

こんばんは。

母乳育児アドバイザーの久保祥実(まさみ)です。

今日も私のブログをご覧になって下さり、ありがとうございます。

 

今日は、おっぱいが出ない体質について伝えさせて頂きますね。

 

皆さんはご存知でしょうか?

出産する前は、98%の人が母乳育児を希望するのに、実際は50%程しか実現できていないのです。

(2017年、厚生労働省より)

 

実現できなかった50%程のお母さんは「自分はおっぱいが出ない体質だ。」と思い込んでいるようです。

母乳育児を推奨する助産師である私にとって、おっぱいが出ない体質だと思い込んで、諦めてしまうのはとっても勿体ない事だと思います。。

妊娠・出産ができたら、母乳育児も当然できるはずなのです。

何故なら、妊娠・出産・母乳育児はホルモンで調節された女性生殖器活動の一連の流れだからです。

おっぱいが出にくいお母さんが、「実母はよく出た。」と言われる場合もありますし、おっぱいがよく出るお母さんが「実母は全くでなかった。」と言われる場合もあります。

だから、私の経験からでは、おっぱいが出ない体質や遺伝とかは無い ような気がしますね。

 

でも、残念ながら、環境・生活習慣・教育などの影響で、妊娠・出産・母乳育児を当たり前に手に入れることが困難になってきているのが現状です。

だからこそ、専門家である助産師のサポートが必要なのですよね。

当院でケアを受けられたお母さんで、おっぱいが出なかった人は一人もいないです。

そして私も、先輩開業助産師にお世話になって完全母乳育児を実現できた身ですので、自信をもってお勧めできます。

母乳育児を希望されるお母さんは、「自分は出ない体質だ」と思い込んで諦めるのではなく、是非一度、開業助産師(助産院)を訪れて頂きたいです。

必ず、明るい光が見えてくると思いますよ。

母乳育児を実現することで、幸せな家庭が増えていくことが私の夢でもあるのです。

 

今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。